楽天ゴールドカードでは元を取れない!ポイント目当てなら楽天カード

アイキャッチ043(楽天ゴールドカード改悪)
こぶたくん

・楽天ゴールドカードの還元率って下がったの?
・年会費の元を取れるの?
・通常の楽天カードにダウングレードしたほうがいいの?

こういった疑問を解決できる記事になっています。

この記事を読めば楽天ゴールドカードのメリットがわかりますよ。

なぜなら私自身、楽天ゴールドカードの還元率がどう変わったか、またどのようにすれば年会費のもとが取れるかの損益分岐点を理解したうえで楽天ゴールドカードを持つべきか判断してるからです。

本記事の内容

  • 楽天ゴールドカードの還元率
  • 楽天カードと楽天ゴールドカードの比較
  • 楽天ゴールドカードはこんな人におすすめ

2021年4月1日に楽天ゴールドカードのポイント還元率が変更になったこと知ってますか。

この記事では年会費2,200円(税込み)を払ってでも楽天ゴールドカードを持った方が得かについて解説してるのであなたがお得に楽天ポイントを貯めたいと思ってるならぜひ読み進めてくださいね。

目次

楽天ゴールドカードの還元率が改悪

今まで楽天ゴールドカードは楽天ヘビーユーザーにとって、+4倍というポイント還元率の高さで年間11万円の買い物をすれば年会費の元を取れていました。

年間11万以上の買い物をする人にとっては十分に利用する価値がありました。

しかし残念なことに2021年4月1日より楽天ゴールドカード利用時の還元率が下がりました。

SPUについて

先ずは楽天カード、楽天ゴールドカードを使って楽天市場で買い物するとなぜポイント還元率が高くなるか説明しますね。

楽天市場にはSPUという仕組みがあり、楽天のサービスを利用することでさらにポイントの上乗せが可能です。

SPUとは、Super Point Up Program(スーパーポイントアッププログラム)の略で、楽天の各サービスを使うことで、楽天市場での買い物時にポイント倍率があがるお得なプログラムです。

楽天カード、楽天ゴールドカード利用もSPUの1つのサービスとなっています。

楽天ゴールドカードの還元率

2021年4月1日以前の還元率

楽天カード+2倍
楽天ゴールードカード+4倍

2021年4月1日以降の還元率

楽天カード+2倍
楽天ゴールードカード+2倍

楽天ゴールードカードの還元率が +2倍に下がり年会費無料の通常の楽天カードと同じになります。

ポイント還元率が同じにも係わらず楽天ゴールードカードは2,200円(税込み)の年会費が必要なことからも圧倒的に通常の楽天カードのほうがお得という事になります。

楽天カードと楽天ゴールドカードの比較

楽天市場で買い物した時のポイント還元率だけ考えると楽天ゴールドカードのメリットはなくなりました。

しかし楽天ゴールドカードには通常の楽天カードにないサービスがあるので紹介しますね。

そのサービスが年会費2,200円(税込み)に相当する価値があるかは、あなたの判断になります。

通常の楽天カードになく楽天ゴールドカードだけが持つサービスは以下、6つになります。

  • 年550円のETCカードが無料付帯
  • 空港のラウンジの利用が年2回無料
  • トラベルデスクの利用が可能
  • 利用限度額が200万円
  • ゴールドカードというステータス
  • 誕生日月に楽天市場&楽天ブックス利用で +1倍

年550円のETCカードが無料付帯

通常の楽天カードではETCカードを発行すると年会費が550円かかりますが、楽天ゴールドカードがあれば無料になります。

ただ、楽天ゴールドカードの年会費は2,200円なので、この特典だけでは年会費の元を取ることはできません。

空港のラウンジが年2回無料

楽天ゴールドカードがあれば、国内と海外の一部の空港のラウンジが無料で利用できますよ。

あなたが年に数回、旅行や出張に行くならお得なサービスです。

通常、ラウンジを利用するには1回1000円~1500円かかるので、年2回以上利用すれば年会費は2200円の元は取れます。

利用できる空港は以下になります。

国内北海道新千歳空港、函館空港、旭川空港
東北青森空港、秋田空港、仙台国際空港
北陸新潟空港、富山空港、小松空港
関東成田国際空港、羽田空港
中部中部国際空港セントレア、富士山静岡空港
近畿関西国際空港、伊丹空港、神戸空港
中国岡山空港、広島空港、米子鬼太郎空港、山口宇部空港、出雲縁結び空港
四国高松空港、松山空港、徳島阿波おどり空港
九州福岡空港、北九州空港、大分空港、長崎空港、阿蘇くまもと空港、宮崎ブーゲンビリア空港、鹿児島空港
沖縄那覇空港
海外ハワイダニエル・K・イノウエ国際空港
韓国仁川空港

トラベルデスクの利用が可能

海外旅行時にトラベルデスクが利用可能です。

トラベルデスクのサービス内容は以下になります。

  • 現地の様々な情報のご紹介(都市・観光情報など)
  • 各種ご予約・手配(レストラン・オプショナルツアーのご予約など)
  • 緊急時の各種ご案内(パスポート・カード紛失盗難・病気やケガなど)

あなたが海外への旅行や出張が多いなら便利なサービスですね。

利用限度額が200万円

通常の楽天カードは利用限度額は100万円ですが、楽天ゴールドカードは200万円になります。

毎月大きな買い物をするならメリットのあるサービスになります。

ゴールドカードというステータス

クレジットカードを利用していれば一度はステータスカードにあこがれるのではないでしょうか

金色に輝くゴールドカードはインパクトもあり、「ステータスの高いカード」という優越感を得られます。

ただ、楽天ゴールドは他のゴールドカードと比べても審査はきびしくないです。

クレジットカードについてある程度の知識がある人からすればそこまで自慢できるステータスカードではないと思われます。

誕生日月に楽天市場&楽天ブックス利用で +1倍

楽天市場&楽天ブックスの利用においてSPUによるポイント還元率は4倍→2倍に下がりました。

その代わりに誕生日月に+1倍という新しいサービスがあります。

ですが上限が2000ポイントなので注意ください。

誕生月に楽天市場で20万円分の買い物をして1倍(1%)の2000ポイント獲得できても、年会費2200円の元は取れません。

また誕生日月限定なので今までいつでも4倍だった時に比べると明らかに利便性は下がってますね。

年会費2,200円の元を取れるか

通常の楽天カードと違って楽天ゴールードカードは2,200円(税込み)の年会費が必要になります。

なので元を取るには楽天ゴールドカードだけが持ってるサービスで2,200円分を獲得する必要があります。

そうでないと通常の楽天カードの方がお得ということになります。

対象となるサービスで検証

元を取るためのポイント、金額に影響するサービスは以下になります。

  • ETCカードの無料付帯の利用
  • 空港ラウンジの利用

ETCカードは年間 550円

空港ラウンジは各空港により金額は違いますが1,000円と想定して上限年2回の利用なので2,000円

合計 2,550円なのでETCカードと空港ラウンジを利用すれば元は取れることになります。

それでも年会費と比較してもわずか350円の差なのでお得かどうかで判断すると楽天ゴールカードを持つ大きな理由にならないでしょう。

楽天カードを持ちたいが通常カードとゴールドカードで悩んでるならまずは通常の楽天カードを使ってみてはどうでしょう

楽天ゴールドカードを利用していて通常カードに切り替えたい場合は電話連絡する必要があります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

楽天ゴールドカードはこんな人におすすめ

お得かという基準で考えると楽天ゴールドカードのメリットなないですがそれでも利用したほうがよいケースは以下になります。

  • ステータスカードを持ちたい
  • 海外への旅行や出張が多い
  • 利用限度額が200万円必要
  • 解約や変更手続きが面倒

ステータスカードを持ちたい

年会費2,200円(税込み)ぐらいなら気にしない。とにかくゴールドカードというステータスカードを持ちたい場合です。

私はステータスは気にせず得かどうかで判断するのでこの考えはないですが。

海外への旅行や出張が多い

海外への旅行や出張が多い場合、空港ラウンジが年2回利用できるのでほぼ年会費のもとが取れます。

またトラベルデスクの利用も可能です。

利用限度額が200万円必要

大きな買い物をする機会が多く上限100万円では足りない場合、楽天ゴールドカードを利用する価値はありますね。

解約や変更手続きが面倒

すでに楽天ゴールドカードをメインにしていて各種手続きをしている場合です。

解約して通常の楽天カードにダウングレードしたり他のカードに切り替えた場合、カードの番号が変わり、支払いに紐付いた契約全てを手続きし直す必要があります。

変更範囲は人によって違いますが、変更手続きにものすごい手間と時間がかかるでしょう。

「そこまで面倒な手続きはしたくない」、「年会費2,200円(税込み)ぐらいなら気にしない」と考えるなら楽天ゴールドカードを継続して利用してみてもよいのではないでしょうか

まとめ

最後にご紹介した内容をおさらいしておきましょう。

2021年4月1日より楽天ゴールドカード利用時の還元率が下がりました。

それまでは +4倍でしたが 通常の楽天カードと同じ+2倍に改悪になりました。

ポイント還元率が同じにも係わらず楽天ゴールードカードは2,200円(税込み)の年会費が必要なことからも圧倒的に通常の楽天カードのほうがお得という事になります。

しかし楽天ゴールドカードには通常の楽天カードにないサービスがあります。

  • 年550円のETCカードが無料付帯
  • 空港のラウンジの利用が年2回無料
  • トラベルデスクの利用が可能
  • 利用限度額が200万円
  • ゴールドカードというステータス
  • 誕生日月に楽天市場&楽天ブックス利用で +1倍

これらのサービスが年会費2,200円(税込み)に相当する価値があるかは、あなたの判断になります。

楽天ゴールドカードを既に利用してる場合、変更や解約手続きなどもかなり手間なのでそれらも考慮し楽天ゴールドカードを利用するか判断しましょう。

この記事がお役に立てたら幸いです。

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この記事を書いた人

くにふのアバター くにふ 投資×節約ブロガー

FX自動売買/インデックス積立てをメインに資産運用。過去に裁量で600万を株・FXで溶かした経験あり。現在はトラリピ、マイメイトをはじめ相場を予想しない自動売買での資産運用をしており、ノウハウを発信中。2,000万円で運用中。月平均20万円稼ぐ。大阪在住、40代サラリーマン。1児のパパ。

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